令和5年8月13日(日)に北地区企画 愛媛鏝絵美術館見学会及び体験会を行いました。
9:30分、愛媛鏝絵美術館に集合して、
お盆の期間ながら大人11名、子供2名の13名。
道後地区・東地区からもそれぞれ3名ずつ参加されました。
こて絵とは、左官が使う土やしっくいをこてで盛って作る作品で、
一般的な絵画とは異なる立体的な表現が魅力であります。
まず6名は2階で美術館見学、
7名の方が1階で左官職人の梶田さんの説明のもとに型抜き体験、
その後は交代で、見学・体験を行いました。
いろいろな型があり、これにコテでしっくいを塗って仕上げていくやり方です。
①スタイロで造られた土台と型板を選んで頂き、
土台に動かないようにしっかりと型板を
テープで固定していきます。
②気に入った色の漆喰をコテを使って塗っていきます。
薄くさっと押えていくのがコツですが、
型板によっては、盛りあがったりしてなかなか上手くいきません、
悪戦苦闘です。
③塗り終わったらゆっくりと型板を剥がしていきます。
④これで完成です。きれいに出来上がりました。
⑤皆さんが完成した作品を持っての集合写真です。同じものはありません。
笑顔いっぱい、個性あるれる作品になったと思います。
梶田さんのお話で、材料の種類や塗り方で仕上がりが大きく変わっていきます、
制作を始めたら無我夢中で、食事の時間も惜しんで作業をします。
便利な建築材料が増えた今だからこそ、昔ながらの技術や伝統素材の良さを、
たくさんの人に伝えていきたい。と、仕事に対する熱意が伝わってきました。
長年にわたり受け継がれてきた良き技術を、
次の世代で伝えていくのはとても大切な事だと思います。
そして、お昼は、梶田さん交えて、
うどん茶屋北斗にて、和気あいあいとした食事会。
お孫さん、お子さん連れの参加者から
「とても楽しかった」
と、子供の声があった事、
とても嬉しく、有意義のある半日でありました。
そして、東地区、道後地区からの参加の皆さん、お疲れ様でした。
ありがとうございました。
これからも、またいろいろと見学会等企画していきたいと思いますので、
その際には皆さん、ぜひご参加下さい。
よろしくお願いします。
北地区長 水口喜久美